【書評】スピリチュアルズ【自己啓発】
「自分の長所が知りたい」
「自分は一体何者なのだろうか」
「私は誰?」
そういった方々に読んでみてほしい一冊があります。
今回は『スピリチュアルズ』になります。
オススメ度:★★★★☆
タイトルだけ見ると、どうしてもオカルトな本に見えてしまいますよね。
人間の個性・特性の話です。
ビッグファイブに新たに要素を足しています。しかしその研究があまり進んでいないようで。
それでも知っておいて損はないようなことばかりです。
感想
人間の能力は一定ではない

今回はこれだけ覚えて帰ってください。
似ているようで全く違うということです。
あなたが当たり前にできることでも、他の人には難しかったりしますよね。
逆もしかり。見た目はヒトですが、中身は様々なんです。
本書では人間の要素を8つのパラメーターに分類分けしています。
- 外向的か内向的か
- 楽観的か悲観的か
- 同調性
- 共感力
- 堅実性
- 経験への開放性
- 知能
- 外見
なお、「協調性=同調性+共感力」としています。
これは善悪をつけるものではありません。
極端すぎると特長でもあり、問題にもなります。
一般的には正規分布やベキ分布で表されます。
また男女によってもばらつき方が異なります。
外向的か内向的か
簡単に言うと明るいか暗いか。
刺激に対しての反応の大きさになります。鈍感なのか敏感なのか。
鈍感であれば刺激を求めて外向的に、敏感であれば刺激を控えて内向的になりやすいです。
楽観的か悲観的か
精神的に安定しているか。
神経症傾向や精神的安定性とも言います。
脳はシミュレーションマシンであり、それがポジティブかネガティブかということ。
現実を都合よく解釈したり、正しく解釈したりすることにもなります。
度が過ぎると自己中心的なエゴイストになったり、
何をしても無駄という学習性無力感となってしまいます。
同調性
組織の中でうまくやっていく能力のこと。
この能力が高ければみんなと一緒にやっていけます。
しかし、たとえ間違った行いをしていても、同調してしまうリスクがあります。
低くても自分勝手ではありますが、個性的であったり、自分らしさにつながります。
共感力
共感できるか、冷淡か。
共感(情動的共感)とメンタライジング(認知的共感)に分けられて説明しています。
共感が「相手の気持を感じること」
メンタライジングは「相手の心を理解する」と区別しています。
どちらも高ければコミュ力の高い人物でしょう。
逆に低くても適した仕事があったりします。
堅実性
信頼できるか、当てにならないか。
今を生きるのか(堅実性が低い)、未来を見据えて生きるのか(堅実性が高い)ということ。
低ければ非常時に活躍できるかもしれません。
高ければ大きな目標に挑戦することもできるでしょう。
経験への開放性
面白いか、つまらないか。
本質はイマジネーション(想像力)のこと。
「意識というモニタの解像度のばらつき」と定義していますが、難しいので。。
高すぎる(低すぎる)と精神疾患のようなことにも。
知性
ビッグファイブ理論に追加された要素。
賢いか、そうでないか。
男女で平均は同じでも分散は男性の方が大きくなっており、
男性は空間把握能力、女性は言語的能力に優れていると言われています。
外見
こちらも新たに追加された要素。
魅力的か、そうでないか。
魅力的だと好意的な扱いを受けやすいようです。
あなたが主人公
まず自分を知ることから始まります。
そのあと自分をうまく育てて、思い描く理想の自分を作ることができます。
世に出回っている自己啓発本のほとんどは、これらに該当するものでしょう。
ただし半分は遺伝です。諦めるところもあります。
それでもやってみる価値はあるでしょう。あなたの人生の主役はあなたです。
まとめ
人間の個性・特性の話でした。
「みんなちがって、みんないい。」とはよく言ったものです。